特定非営利活動法人イータップを開設したのが平成25年5月でした。
私たち理事3名は社会福祉法人の生活介護事業所で知り合いました。
それぞれの事情で社会福祉法人を辞め、それぞれ新しい職に就きましたが、どうしても重度の障がい者の支援をしていたときの充実した日々が忘れられず、もう一度障がい者の支援がしたいと、ほかの2人に相談したところ、2人も同じ気持ちだったことがわかり、開設を決めました。
何も知らない3人だったので、NPO開設の仕方の講義を聴きにいったり、経験者のお話を聞いたり、何度も役所に足を運び書類の書き方を教わったり・・・。時間はかかりましたが、どうにかNPO法人格をとり、念願の居宅介護事業所イータップを開設することができました。
私たちの信念は、ほかの事業所の職員にも利用者様にも、うちの事業所へのお誘いはしないということでした。
これは、今までもこれからも変わりません。
幸い、開所当時より、相談室から紹介された方や、利用者さん自身でうちの事業所を探し相談いただいた方で、いっぱいになりました。
当法人も満3年を迎え、地域で他の事業所とのネットワークづくりもしています。
小さな事業所同士、協力し合って、利用者様が受けたいときに支援が受けられるよう日々情報交換をしています。
これからも、「目配り、気配り、思いやり」をモットーに、自慢の当事業所スタッフとともに、利用者様には安全で安心いただける支援を心がけていこうと思っています。(平成28年11月)